住宅を購入するときにまず悩むポイントが、建売住宅にするか注文住宅にするかということではないでしょうか。建売住宅と注文住宅にはそれぞれにメリットとデメリットがあります。それらを比較して生活スタイルや家族構成、予算などに合う方法を選びましょう。また、工務店選びも重要です。安心して住み続けられる家を手に入れましょう。
建売住宅のメリットとデメリット
建売住宅にはさまざまなメリットがありますが、購入前に完成した状態を確認することができることが大きなメリットの1つです。実際に家の中を見学することで生活のイメージができますし、雰囲気や部屋のサイズに合う家具などの準備もしやすくなります。内装だけでなく日当たりやまわりの雰囲気も確認できることが大きなポイントです。何軒かの住宅を見学して比較することもできます。また、すでに完成しているため比較的はやく入居することが可能です。手続きも少ないため早くて1ヶ月くらいで入居できます。さらに、比較的低い価格で購入することができるというメリットもあります。コストを抑えたい方におすすめです。
建売住宅のデメリットは、すでに家が完成しているため自由度がないところです。また、家が完成するまでの様子を見ることもできません。さらに、家選びが難しいというデメリットもあります。建売住宅は多くの場合4人家族が想定されており、間取りもほとんど同じです。そのため、家族構成などによっては合う家を見つけるまで時間がかかる可能性があります。
注文住宅のメリットとデメリット
注文住宅を建てるメリットはさまざまですが、最も大きなメリットは希望の住宅を自由につくることができることです。法律や技術面などの制限はありますが、基本的に理想の住宅がつくれます。そのため、一生住む家にはこだわりたい、自分たちの意見を反映させたいという方にはぴったりです。また、こだわりを持ってつくった家にはとても愛着がわくでしょう。また、こだわりたい部分とそれほどこだわらない部分を分けて考えることができます。不必要なものはなくすことで余分なコストを抑えられるでしょう。さらに、家が完成していく様子を確認することができるというメリットもあります。そのなかで気になることがあれば指摘することができますし、家が建っていく様子を見ることで完成が楽しみになるでしょう。
ただし、こだわればこだわるほどコストが高くなるというデメリットがあります。また、さまざまなことを決めていかなければならないため手続きなどに時間がかかります。予定していた入居日よりも入居が遅くなることも考えられるでしょう。
メリットとデメリットを比較しましょう
細部にまでこだわって自分たちだけの家を建てたいという方には注文住宅が、費用をおさえてはやく入居したいという方には建売住宅がおすすめです。ただし、この他にもさまざまなメリットとデメリットがあります。一生住む家だからこそ、心から納得することができる家を選んでずっと快適に住み続けられるようにしてください。